デンタルメディエイトとは、開業歯科医師と歯科関連業者が連携した、これからの歯科経営を見据えた行動をしているデンタルプロフェッショナルグループです。

開業歯科医師が中心となっているため、当グループだけで歯科医院経営の起承転結が可能です。

当グループは、歯科技術の習得や個別指導の対策だけでなく、経理的なアドバイスなどもできます。

現在の歯科業界は、少ないパイを同業者同士で取り合うといった弱肉強食の世界となりつつあります。歯科医師ならば当然理解できていると思いますが、かつての歯科業界は間違いなくぬるま湯でした。

近年は、こういった甘い世界に目を付けた他業種の人々の動きが活発になってきました。歯科コンサルタントと称し、歯科医師の無知なところにつけ込み、歯科業界に残るべき資金を吸い上げる業者が大量に発生しています。

例えば、患者数や売上を増やす方法として、広告を出したり、高額な機器を導入したりすることがありますが、これらは歯科医院の出費を確実に伴うものであるにもかかわらず、継続的な利益に関しては何の保証もなされないものです。

『コストをかけることによって、競合他院が安易に提供できる価値ばかりにこだわらず、患者さんが本当に望んでいて自院だけが提供できる価値を探る。』
この考え方を、マーケティング用語で「バリュープロポジション」と言いますが、こうした部分を見つけ出し、的確なアドバイスができるのも、歯科医師だからこそです。

手元に資金を残すためにはコツがあります。

歯科業界のことを本当に理解した上でアドバイスできるのは、当然ながら歯科医師だけです。

歯科の世界は、医科の一分野のはずです。しかし、現在の歯科界は医科の世界とは異なった方向に向かっていることに気が付いていますでしょうか？

歯科医師は、ダメになる可能性があるからといって、生体の一部であるはずの歯という組織を、安易に削ったり抜いたりします。そして、形こそ何種類もあるものの、結果的には義歯という人工物に置き換えた後、『治りました』と宣言するのです。

これは、多くの歯科医師が、『歯を治療する』ことではなく、『咬合関係を回復する』ことに主眼を置いている証拠でもあります。

こうした考え方は、近いうちに古傷が痛む可能性があるからといい、腕を切り落として義手を装着させ、これを『治癒』と宣言しているようなものです。

医科的な立場から考えてみると、このような状態は『治癒』などではなく、明らかに『後遺症』と呼ばれる状態なのではないでしょうか？

現在の歯科医療の制度では、歯の保存を図れば図るほど売上が上がらない仕組みになっていることは確かです。

良心的な治療をすればするほど、売上が落ちて医院経営が成り立たなくなり、仕方なく保存療法を諦めることさえあります。

私たちは、こうした矛盾を解消しながら、継続的な利益を出せる方法を提案したします。

デンタルメディエイトの理論は、患者さんと歯科医院にとって、お互いにWinWinの関係を築くことができる、独自の理論です。